税理士、弁護士、司法書士って結構耳にする機会も多いし何となくこんなことするんだろうなってイメージできますね。でも社会保険労務士って何するんだろ?そもそもあまり聞いたこともないって方も多いのではないでしょうか。
それもそのはず、社会保険労務士って個人が生活している分にはほとんどかかわることがない職業なんです。じゃ、どんなところでかかわるの?というと、基本的に法人の総務部が担当になることが多いです。小さな会社だったら社長とか社長の奥さんが担当してるとか。そんなわけで、総務部以外で普通に働いているとほとんど会うこともない人ですね。
とはいえ、実は世の中のほとんどの人は社会保険労務士のお世話になっていたりします。求人票を見ていると「社会保険完備」なんて書いてあるのを見かけたりしますよね。そう、この社会保険の手続きをまるっとやってくれるのが社会保険労務士なんです。
働き方によって入る保険は人それぞれですが、労災保険、雇用保険、健康保険、年金なんかの加入脱退の申請などなど。ほかにも会社の従業員が守らなくてはいけない就業規則の作成とかも。意外なところでは助成金の申請代行もカバーしてます。ということは、会社で働いている人は直接会ってはいなくても実はほとんどの人が社会保険労務士にかかわってるってことになりますね。
もちろん、どの業務も基本的に「代行」になるので、会社の総務部員が頑張って自分たちでやることもできるんです。従業員がほとんどいない間はそれでもなんとかなるんですが、会社がだんだん大きくなってくると手続きの負担だけでも相当なものになります。本来、業績を上げるために働いているのに煩雑な手続きに手間と時間をとられて営業できないなんてことにもなりかねません。そこで、手続きをまるっと請け負ってくれる社会保険労務士が登場というわけです。
決して表にはでないけど、実はとっても大切な仕事をしている縁の下の力持ちの社会保険労務士。そんな頼れる存在になりたいなと一生懸命勉強中です。よかったら応援よろしくお願いします!